卒業生の近況

NO.05:佐藤大さん(グローバルガバナンス,2009年3月卒業現在、外務省勤務)

1.講義の実務での有用性

本大学院で履修可能な講義の多くが、学術のみならず実務の面でも有用な内容を提供しています。具体例として、「Regional Study 1」(GG)は、毎週異なる中東諸国の在京大使等の講義及び質疑応答という形式でしたが、各国が自国の利益を第一に追求するという国際社会の現実を実感でき、現在実務者として特定の地域での繊細なパワーバランスを分析する上で、良い訓練となりました。また、「特殊講義Ⅱ」(公共経済)では、リスクマネジメントの概念及び制度設計について自治体の例等を交えて学び、実際の職場で所属部署の業務継続計画の作成を担当した際には、講義で使用した資料を読み直すことで業務を円滑に行えました。

2.インターン経験の実務での有用性

私は、JICAのインターン(院生対象)として在キルギスJICA事務所に2ヶ月間滞在し、事務補助及び経済協力案件の実施補助を担当しました。現在の職場では、経済協力案件の概要を紙面で確認して、コメントを加える機会が多い一方で、そうした案件は東京からでは内容の詳細を把握することが困難です。その点、JICAのインターン中にいくつかの無償資金協力及び技術協力の案件に関与する機会を得て、それらをモデルケースとすることで、実施計画及び運営状況を想像できるようになったと思います。また、インターン中に交流した方々と職場でバッタリ出会う等、人脈構築にも有意義な機会でした。

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