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 国際・公共政策大学院は、公共政策そして国際政策のあり方について、専門的かつ多面的に学ぶ機会を提供する大学院です。私たちは、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことも踏まえて、 政治的判断・参加に必要な「政策に関する知識や理解」を、一 橋大学の学生や教員が一緒に深めることができる機会を学内に作りたいと考え、「国際・公共政策セミナー」を開催しています。
 講師の方には、大学1年生にもわかるようにお話して頂き、その後、活発な質疑応答や議論が行われることを期待しています。

本セミナーは、以下の第10回セミナーをもって、休止しています。今後、オンラインでの開催の可能性なども含めて、再開について検討していきます。
 
 

第10回 「国際刑事裁判の理念と現実」

国際刑事裁判所被害者信託基金理事長・カンボジア特別法廷元国際判事、 旧ユーゴ国際刑事法廷元職員が語る
 
日時2018年11月27日(火)10:45~12:30
講師 野口 元郎 氏(国際刑事裁判所被害者信託基金理事長・外務省参与 国際司法協力担当大使)
    河島 さえ子 氏 (元・国際連合旧ユーゴ国際刑事法廷職員)
場所如水会百周年記念インテリジェントホール(西キャンパス・保健センター隣り)
内容: カンボジア特別法廷国際判事を務めた野口元郎外務省国際司法協力担当大使兼最高検察庁検事・国際刑事裁判所被害者信託基金理事長が来校し、ご自身の体験をもとに、国際刑事司法とは何か、そのあるべき姿やあり方について、鮮明にお話ししてくださいます。 その後、元・国際連合旧ユーゴ国際刑事法廷職員の河島さえ子さんから、国際刑事実務に国際公務員として10 年以上に渡り携わってきたご経験を語っていただきます。日常生活やニュースでは取り上げられることの少ない主題ですが、当日は、みなさんと共に、 国家あるいは個人として国際刑事司法にいかに関与し、どう向き合っていくことが必要であり且つ可能か、検討する機会としたいと思います。