一橋大学は「日本及び世界の自由で平和な政治経済社会の構築に資する知的、文化的資産を創造し、その指導的担い手を育成する」というミッションを掲げています。その一翼を担う専門職大学院として、私たちは、これからも様々な社会課題の改善に取り組むことができるリーダーを育てていきたいと考えています。
　本年度は創立20周年を記念して、いくつかの記念事業を計画しています。これまでの私たちの教育の足跡を確認するとともに、今後のさらなる発展のための礎を固めておきたいと思います。このサイトでは、これまでの20年を振り返るともに、今年度の記念事業につきまして、ご紹介させて頂きます。
　 現在、国立大学法人は、国から交付される運営費交付金を毎年少しずつ減らされ、財源確保も自助努力が促されています。IPPの予算も削減されています。20周年記念事業の実施のためにも、そして、日本および世界の社会課題を解決できる人材のさらなる育成のためにも、私たちの取り組みに賛同して下さる皆様からIPP基金へのご寄付をお願いし、財源面での礎も作ることができればと考えています。
　 2025年度は、20周年記念募金として、基金へのご寄付を積極的に呼びかけさせて頂きます（20周年記念募金サイト）。一橋大学基金を通じたご寄付となりますので、税制上の優遇措置がございます。卒業生およびご家族の皆さま、退職された教職員の皆さま、社員・職員の派遣や採用で本学との関わりのある企業の皆さま、そして本学の教育活動を応援して下さる皆さま方に、今後の本学の発展のために、ご寄付を頂けますと大変ありがたく存じます。
　 なお本学では、これからも基金の充実に努めていきたいと考えております。一橋大学では「寄附講義」という形で企業様等からのご支援を頂く仕組みもあります。IPP では、今後とも社会連携を通じて教育を充実させていく予定で、ぜひ寄付講義も検討させて頂きたいと考えています。ご関心を持って頂ける場合、IPP 事務室までどうぞお気軽にご連絡下さい。
　 私たちは、これまでの20年を基礎として、日本における専門職教育のさらなる充実・発展のために、これからも歩み続けていきます。
　
一橋大学 国際・公共政策大学院
院長 山重慎二