卒業生の近況

NO.14:中丸(旧姓小池) 舞さん (グローバル・ガバナンス、2018年修了 )

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仮説を立てて問題にアプローチする社会科学的な思考法を身につけられたことは、大きな収穫です

 学部時代は歴史の教師を志望し、文学部で学んでいました。2年の夏、母親の仕事に付いてアメリカに行く機会があり、その際に現地で出会ったコーディネーターの方の生き方に興味を持ちました。自分の視野が広がり、海外も視野に入れた働き方にチャレンジしたくなりました。そこで、国際協力について基礎から学べる専門職大学院で学ぼうと、学部卒業後にIPPに進学しました。
 入学時は英語力や、政治学、経済学、国際関係学など社会科学全般についての知識がなく、当初は、授業について行くのに苦労しました。しかし、仮説を立てて問題にアプローチする社会科学的な思考法を身につけられたことは、大きな収穫だったと思います。
 修士1年の夏に2週間、カンボジアでインターンシップを経験しました。IPPではインターシップが修了単位に含まれるだけでなく、助成金制度もあることがきっかけの一つでした。そこで先進国との賃金格差を目の当たりにしたことを機に、国際関係への関心が一層高まり、関連科目の聴講にも努めました。また、IPPでは多様な世代や属性の人たちが学んでいたので、様々な価値観や知見を身につけることができました。
 卒業後、IPPでは学生仲間だった中丸真尋さんが伴侶となり、子どもも授かりました。夫は財務省に勤務していますが、元々国際政治に関心があってアメリカで学び、公務員試験に臨むためにIPPに進学したのです。「本プログラムでの学びで、国内の業務をしていても『その問題は国際的にはどう見られているのか』といった視点が養えた」と話しています。夫婦2人とも、新たなキャリアチャンスを与えてくれたIPPに感謝しています。
( 国際協力機構(JICA)勤務)

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